はじめての舞妓モード


念願の舞妓さん
もう一年ほど前から、ずぅ〜〜っと思ってました。舞妓さん絶対一度はしてみたいナァって。 そして舞妓さんになって京都らしい風景の中歩いてみたいナァって。とっても素敵そうですよね。でもぉ、あの着物着て歩くの 夏は暑くて耐えられなさそうだし、冬は首元と手、足冷え込んでとっても歩けなさそうだし。春か、秋しかないよね。 そうしてる間に春は忙しくって時間が作れ無くって、一年がかりでようやっと時間を作って出かけることにしました。


間に合わなかったぁ。
今日は朝から清水のそばまでお出かけ。2日前に突然電話して、なんと9:30に予約が取れちゃった。 舞妓さんでお出かけだぁ。と息巻いて車上で変身してからお出かけ。むふふ。ヤッパリお休みの日は Fモードしておかなくっちゃ。で、当初清水市営駐車場目指して、レッツゴー!カーナビが色々教えてくれるんだけどぉ、 カーナビってもう一つ信用ないんよね。で、あっち、こっち、って行ってる内に清水界隈の一方通行の嵐に 揉まれてすぐ15分ぐらい経っちゃって。あ、あぁ、、。でもぉ、今日は長時間駐車になるから市営に とめなくっちゃってようやっと駐車場にやっとたどり着いたら、入りに口大きく「本日は2時間までの駐車です」って 立て看板上がってるぅ。でもぉ、今日は絶対2時間では終わらないよね。で、振り出しに戻ちゃった。もう一周。 そう言えばさっき幹線道路沿いに百円パーキングあったよね。他のところよりは1時間400円だけど、まだ安い みたい。でまた細い路地の一通を、あっちえこっちへ。ふぅ、やっと着いたぁ、って思ったらもう約束の時間5分も 過ぎてるぅ。急いで花音まで行かないとぉ。この交差点の石畳上がっていけば八坂の塔に当たるから、 そこから直ぐだよね。でブーツカツカツ、修学旅行の学生より分け上がっていきましたぁ。さぁ、目的の 「町屋花音」ってどこにあるのかな。あ、看板が小さく出てる。この狭い路地を降りていくのね。どこかの家の 軒下を借りる様な細い道を入っていくと、少し雑草が茂っていて、そこの坂を少しくだって、幅広のコンクリートを うった寒暖とぼとぼと降りていくとなにやら観光地らしい雰囲気にまた戻って。右手にあでやかな舞妓さんの写真が ずらりと。それに「花音」の文字。やっとたどり着いたぁ


店の人慣れてるぅ。
一応今日はFモードだから店の人にお会いしたらちょっとぐらい驚いて貰えるかなぁって期待したんですが、 店に入っても誰もいらっしゃらないんです。「あの〜〜、すみませぇ〜〜ん、予約しておいた松岡ですがぁ」 って中に入って声を出したら、ちょっとふくよかな女性が狭い階段を下りてらしてご挨拶。全然驚いて貰えなかったぁ。 ここのお店遠方からの女装娘さんで常連さんの方何人かいらっしゃって、女装されて来店されるそうなんです。 もう十分免疫出来てるわけですね。ちょっと先におトイレをお借りしてからこちらのシステムの説明受けちゃいました。 4段階ほどあって1番安いのだとあんまりお出かけできないみたい。2番目出だとエスコートは途中までつくみたい。フルコースとかは 2万円以上になって予算オーバーで没。でも此処の店リーズナブルだよね。舞妓さんの格好して京都の 風情楽しみながら1時間ほど散策できるなら1万3千円は安いよね。綺麗に決まったらまた来ちゃおうかなぁ。 コースが決まったところで着替えに移りましたぁ。洗面所付きのドレッシングルームでウィッグはずして、、 (・・?)このウィッグどうしよう。しょうがないからブレザーの中にくるんでおいておくしかないかぁ。 一通り脱いでショーツとブラに、ヌーブラになったら長襦袢着て足袋履いてその上からガウン着て。

いよいよ舞妓さんメイク。
今日は朝は寒いからストーブついてるよね。それから三面ある鏡台の真ん中でメイクが始まりました。 最初に髪を留めて。前髪長いと半鬘できるんだけど、穂波のじゃ無理みたい。どのぐらい伸びたら 出来るんだろう?ムッチャ伸ばすのって難しそうだし。髪はしっかりと留めて塗るところから、 白塗りしっかりハケで塗って、そのあとパフで叩いて伸ばすのかな? ドンドン顔白くなっていくけどぉ。まずは首、顎、それから顔全体、後ろのうなじ。メイクさん うなじ見てちょっと喜んでる。 やっぱり穂波の背中って色っぽいのかなぁ?うなじの所ってどうなってるか分からなかったけどぉ、 写真とって頂いて後で見てみるとこんな風になってたんですね。それにしてもまるでVネックセーターみたい。 こんな所までおしろい塗らないといけないですね。 目にメイクが行くと、「今日カラコンされてますよね?」「はぁ〜い?」「いいですね、私コンタクト怖くって ダメなんですよぉ。」メイクさんアイメイクを始めて、「こちらの目少し重いんですね」って。 「可愛いのにします?それとも切れ長に?」「可愛いのがいいです。」(*^^*)。で、アイライナーぐりぐりと左に。 ほとんど全ての化粧品は昔ながらのものを使ってして頂きました。でもぉ、昔はなかったマスカラはだけは今の化粧品で付けて頂きました。本物の舞妓さんもそうされるんだそうです。 「眉毛は、、難しいですよね。いつも穂波も困るぅ。」「私も決まらないと人と会いたくないって思うこともありますよ。」 「そういう日に限って通勤列車内で友達に会うんです。」唇は色選べないんですね。すっごい赤。 また小さく書くんですね。元々おちょぼ口系なのにどんなんでしょう。で、できあがりはこんな感じ。 「何かご注文は?」「あ、もう少しほお紅少し下目に」「このぐらいで、あんまり塗りすぎるとおてもやんになるから、 、」で、メイク終了。

衣装は
メイクが終わったら今度は衣装さんにバトンタッチ。2階に上がって衣装選び。衣装さんは少し若くてまた お綺麗な方。後でお聞きしたら金属アレルギーでアクササリー付けられないのがストレスだそうで。 金属アレルギーの女性って大変ですよね。でもぉ、メイクはされてるからこちらのアレルギーが なかっただけでもいいのかなぁ。でもぉ、本人にとっては大きな問題ですよね。幸い鈍感な穂波はナンでも オッケーだからよかったぁ。振り袖いっぱい並んでますね。どれかって言われても全然分かんない。 洋服ならまだ選び慣れてるけどぉ、和装は何回見ても選ぶの難しいなぁ。でもぉ、今日は何となく 赤系統がいいって思ってるんだけどぉ。メイクさんも上がってきて赤系統の衣装合わせ大会の始まり。 全部で8着くらいかな、鏡の前で袖を通して合わせてみては次、合わせてみては次。う〜〜ん、派手だけどぉ、 赤字に金の花柄がいいかなぁ、って思ってたら先ほどのメイクさんも同じ意見!じゃこれは決定。次に帯だけどぉ、 お勧めはこれって黒い帯。いやぁ、イキですね。穂波着こなせるかなぁ。でもぉ、やってみますか。ではでは着付け。 もう衣装さんに半分抱きつかれながら紐でぐいぐい縛っていかれて。あ、気持ちいい、、、って言うことは ないんですが。(^^;)ゞそれにしてもお綺麗な方に此処まで抱きついて頂けると、、。ま、この話はオイトイテ。 いよいよ最後全鬘をかぶります。1kgあるから頭下げてお辞儀できない。だから身体折ってお辞儀するのかなぁ。 に、にしても、この富士額の鬘。かぶると面長穂波がチョー面長で見苦しい!わぁ、ハズカシ。見ないで。 っていっても此処まで来たら最後までやり通さにゃぁ!それから髪飾りの簪は少しでも面長がごまかせる様に ながぁ〜〜いのえらんで完成!

写真撮影!
では、撮影現場までお出かけ!専属カメラマンさんいらっしゃって。どうもカメラマンの卵なのかな? EOSもってお出かけ。 お出かけは衣装さんと、カメラマンと穂波で。現場までは足元悪いから草履で、 現場では木履に履き替え。 撮影はあまり知られてないお寺の境内で。だけどぉ、穂波が入って行くのを見ると 修学旅行生らギャラリーが 門の前にぞろぞろ集まってきて覗いてるぅ。(^^;)ゞ。穂波女装中は目立つのが 嫌で普通のファッション してるのに今日 ばっかりは注目集めないのは無理みたい。で、撮影開始。さすがカメラマン、 目線、顔の向きちゃんとして頂いて。普通の撮影とちょっと違うけどぉ、すまして少し笑い顔で姿勢も背筋伸ばして、 こんなもんでいいかなぁ。あとでメイクさんと雑談したとき随分撮影しやすかったそうです。ヤッパリポーズ決め カメラの前でとられ慣れてるせいかしらん。全部で4ポーズ24枚程度撮影撮影して撮影は終了。 それから衣装さんにお付き合い頂いて石堀小路辺りまでご一緒して頂いて何枚か撮影。

舞妓で散策って
その後一人で二年坂歩いたら、2回から集学旅行生に声をかけられて手を振る羽目になるは、 二十歳ぐらいの姉妹と その両親の家族連れご一行様と記念撮影になるは。最後には帰り道の八坂通りで後ろから追いかけられて ヤッパリ記念撮影になるし。はぁ、ほとんど入れ食い状態。あ、もし目立ちたくってみんなさんが集まってきて 写真とって貰いたいのなら、是非京都の観光地で人通りの多い界隈で舞妓さんファッションして見て下さい。 嫌と言うほど声かけられますよぉ。でもぉ、穂波はダメ。もう人に酔っちゃって疲れまくり。 これじゃ舞妓さん自体を楽しめないよぉ。でそうそうに退散、お店まで戻って来ちゃいました。 それから脱いでべっとり首の付け根まで塗られたおしろいベビーローションで落として。 そうそう、Fモード用のメイクアップにお客さんも来てないので鏡台使わせて頂けました。 完全Fモード完了でお支払い。メイクさんが支払いの管理をされてる見たい。撮影の写真、CD-ROM頂いて。 撮影のこととか少し談笑。しっかりお優しかった3人のスタッフにお礼を言って昼食にしゅっぱぁ〜つしました。

町屋花音のスタッフの皆様ほんとうにありがとうございましたぁ。






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